排尿・排便について…


今日は排尿・排便についてお話します(*'ω'*)



犬はしつけによって排尿・排便場所を

決める必要がある一方、猫は

「猫砂」の入った箱を設置するだけでOKです。



トイレの場所を猫に教える際に重要なのが、

踏むと柔らかい布団等を猫の行動範囲に

置かない事です(*'ω'*)!

万が一、布団などに尿をしてしまった場合、

猫はそこをトイレと認知してしまいます…

そして猫の尿は犬と違って臭いが強いです。

買い替える事になるので気を付けましょう◎




スムーズに排尿出来ているかの観察……

排尿時に「いきみ」が見られたり、

鳴き声を上げるようなら

それは痛みがあるという事なので、

動物病院へ連れて行きましょう…(´・ω・)




次に尿の色を観察します。



薄い黄色(淡黄色)であれば正常です。


ピンクや赤色(血尿)は異常がある証拠です!

膀胱炎などを疑いましょう(雌犬に多い)


濃いオレンジ(褐色)の場合は、

肝疾患溶血を疑いましょう!

人間でいう黄疸(おうだん)という症状で、

人の場合は全身の皮膚が黄色っぽくなったりと

分かりやすいのですが、犬の場合は

毛で覆われている為、分かりにくいです。

黄疸になると口の裏側がピンクや黒から

黄色っぽくなります(;´・ω・)




最後に尿の臭いを観察します。

犬の場合はわずかに甘い芳香臭、

猫の場合は鼻を刺すような刺激臭がします。


いつも臭いをチェックしていると、

飼い主なら調子が悪い時の臭いに

すぐ気づけるそうです。

甘酸っぱい臭いは糖尿病の可能性があります。




便の色・臭気は食べ物によって変わります。

血が混じっている場合は血便

便の状態は軟便泥状便(でいじょうべん)、

水様便(すいようべん)で区別出来ます。

下痢をした場合、絶食して様子を見た後、

治らないようであれば動物病院へ…(´;ω;`)

※水分は与えましょう!!

※猫の場合、絶食は厳禁です!!




次に便に寄生虫がいないか確認します。

代表的な寄生虫は、

瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)です。

駆虫薬で治療出来ますが、

ホームセンター等で売られている薬は

一部の寄生虫にしか効果がありません。

効果の有無が分からない薬を与えても

動物の負担になるだけです(´・ω・`)

動物病院で処方される薬の方が安全性や効果も

高いので寄生虫に合った薬を与えましょう。


寄生虫には目に見えないものもいたり、

人に感染するものもいるので注意が必要です。




補足ですがノミ・ダニの定期駆虫も重要で、

しっかりと予防する事が大切です。

ダニは人にも感染する致死率が高い病原体を

持っている場合もあるので気を付けましょう!




猫の場合はトイレを清潔に保っておかないと、

排便を我慢して便秘の原因になります。

12~24時間排便されないと

命に係わるので注意しましょう(+_+)




それでは今日はこの辺で…


DOG SALON Wan Peace

DOG SALON Wan Peace 開業に向けて、 オープンする迄はペットを愛する方々の 少しでもお役に立てればと思い、 専門学校で学んだ事を記事にしていきます。 開業後はトリミング中の写真等を 掲載していく予定です。