全身の手入れ~入浴編


今日は入浴についてお話します!


入浴(シャンプー)

→目的:皮膚と被毛の洗浄。

    臭いの軽減。

    皮膚病治療(薬浴 / やくよく)



ブラッシングを日頃から行っていれば、

月に1~2回で十分です(*'ω'*)

猫は獲物に気づかれないように自分で

舐めて体臭を消す習性があるのに対して、

犬は集団で狩りをしてきたので、

体臭は人の手で軽減させる必要があります。




入浴時に注意して頂きたい事……


体調が悪い日の入浴は避けましょう。


ブラッシング後に入浴させましょう!

被毛が絡まったり、毛玉が出来たりして

十分な洗浄が行えません。


目には眼軟膏を点眼しておくと良いです。


必ず犬用のシャンプーを使って下さい!

人用の肌に優しいシャンプーだから犬なら

もっと大丈夫…というのは間違いです。

犬の方が人より皮膚が薄くてデリケート

なので皮膚病の原因になります(´・ω・`)


アレルギーに注意

人と同様に個体毎にアレルギーの種類が

違うので、初めてのシャンプーを使用して、

全身の皮膚が赤くなったり異常が出たら

すぐに洗い流すようにして下さい。

急性アレルギーにも注意が必要です。


子犬(2~5ヶ月)の入浴

子犬は体温調節が上手く出来ないので、

入浴は控えましょう。。

どうしても入浴させたい場合は低体温症

なりやすいのでしっかりと乾かして

保温させることを意識しましょう。


老犬や持病持ちの入浴

心臓病の犬や肺の機能が衰えている犬は

シャンプー中に急変する事があるで

注意が必要です…(´・ω・`)

どんな犬でも持病があると思って

入浴を行う必要があります。

トリミングの経験を重ねる事により、

シャンプー中に犬が緊張している時や、

体の力が抜けたらどうなるかを

皮膚の硬さで分かるようになります。


乾かす際は低温火傷に注意しましょう。





皮膚にトラブルを抱えている犬は、

薬用シャンプーを動物病院などで処方

してもらえます(*'ω'*)

抗菌剤抗炎症剤入りのものや、

脂っぽい犬には皮脂を落とすもの、

乾燥肌の犬には保湿性の高いものなど

薬用シャンプーの種類は様々です。




次回は耳のお手入れについてです!

DOG SALON Wan Peace

DOG SALON Wan Peace 開業に向けて、 オープンする迄はペットを愛する方々の 少しでもお役に立てればと思い、 専門学校で学んだ事を記事にしていきます。 開業後はトリミング中の写真等を 掲載していく予定です。